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妄想書き溜め用。
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「残念だが、、、ちょっと足りてないな、坊主」

夜になっても、相変わらず賑やかなレイク・セントラル。
その無駄に広い広場に並ぶ露店の一つ、セド・ベーカリーの前で
ヒィノは足りない小銭を持ったまま立ち尽くした。

「、、、最後の一個、ですよね」
「そうだな。だが、まけてくれとか言うなよ」
「、、、。」

55ウィン、55ウィン足りないのだ。
今日はいつもより多く泥棒やスリを捕まえて、金銭に余裕が出たので
久々に大好きなレーズンパンが食べれると思っていたのに。
少年は耳にかかり切らない前髪を無造作にかき上げながら溜息をついた。
仕方なくパンは諦めたが、パンの代わりに寝床くらいは良いだろう、と思いつき
了承を得ず、自己判断で店の横のスペースにしゃがみ込んでやった。
パン屋の主人、セドが訝しげにじっと見つめてくるが、無視をする。
少しくらい無茶しても、経験の足りない子供ならばと許してくれる事も多い。
それは、少年にとっての生きる知恵と言うか、悪知恵みたいなものだった。
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鳴り響く車のクラクション。
恐怖心を煽る、地面が強く擦れる時の不快音。
避け切れないほど早過ぎるスピードで、自分へ迫り来る物体。
ごく平凡に過ごしていた彼女には、リアリティの無い光景だったのだろう。
突然の出来事に目を見開き、反射的に回避行動を取ろうとした。
しかし、虚しくもあと少し間に合わない。

そこには、あまりに突然で、あっという間に過ぎた悲しみがあった。

闇から生まれし化け物は、次々に人間を喰らい葬る。


血の滴る路上。数分前の阿鼻叫喚が嘘のように静まり返る。
そこで俺は力尽き、男達の屍に倒れ込んだ。
傍にいた彼女は、立ちすくんだまま動かなかった。

ルライ・バルセード。それは俺の名前。
アトェリス・ローラ。それは彼女の名前。


眠り姫に王子様なんていらない。
眠りから覚めてしまえば、辛い現実へと放り出される。
100年もの間眠り続け、甘い夢を見続けてきた眠り姫は、現実など知らない。
今まで自分の存在していた時代が、もう古の記憶と化している事も。
その古の記憶など、今の世界には殆ど通用しないという事も。
何も知らない。
ただ、夢の中で王子様と、森の動物たちと幸せを感じているだけ。

幸せになりすぎた眠り姫は、残酷な世界に引き戻されて、どう思うのだろうか。
幸せを求めすぎた眠り姫は、変わり果てた現実に、何を思うのだろうか。
幸せしか求めない眠り姫は、自分の目の前にある真実を求めるだろうか。

感覚的に言えば、人間にとって100年という差は、とても大きい物であり
そのあまりにも違いすぎる差を埋める事など、到底無理だろう。
それでも眠り姫は、夢の中という手に入らない幸せを欲して、
世界を愛そうとするのだろうか。





したのは、「幸せ」という情な



だから王子様、私を夢から覚まさないで。


とある国のとある場所、そこにいつも虚ろな目をした青年がいました。
この青年は物心ついた時から、目が見えませんでした。
青年はいつも暗闇という、彼にとっての絶望の中、考えていました。
何故、僕だけがこんな風に目が見えないのだろう、と。
何故、僕だけが暗闇に閉じ込められなければいけないのだ、と。
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