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妄想書き溜め用。
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だって、雲なんて、ただの水蒸気の塊じゃない。なんのロマンもないわ。

だって、星空なんて、宇宙でガスや塵が爆発してるだけじゃない。何が良いの。

だって、花の香りなんて、人間に作用する物質があるだけでしょ。つまらないわ。

だって、木漏れ日なんて、布をちぎって日にかざせば同じ様な影は作れるわよ。



「…そう現実的に考えないのがロマンなんだよ」
「何で現実的じゃ悪いの?いつも妄想ばっかりな奴よりマシだと思うけど?」
「………」

だからって、そこまで現実的というのも、つまらないんじゃないだろうか。
…なんて考えたのは、秘密にしておこう。言ったらまた文句を言われそうだ。

「じゃあ、君は僕と一緒にいて、楽しい?」
「何よ、いきなり」
「楽しいかって聞いてるだけだよ」
「…そんなの知るわけ無いでしょ!」

ああ、顔を背けられた。でも、それが君の照れ隠しだと、もう知っている。

「…此処にいる僕は、イマジネーションだろうか、それともリアルだろうか?」
「え?」


君が全ての空想を否定したら、君の現実に、僕はいるのかな?
此処にいる、空想的な僕は、君の現実に存在できるかな。

僕が全ての現実を否定したら、僕の空想に、君はいるのかな?
此処にいる、現実的な君は、僕の空想に存在できるかな。


「訳分かんない。そんなことよりどうすんのよ、休日はあと1日なのよ?」
「だって、君が僕の提案した行き先、全部嫌だって言ったんだよ?」
「貴方がつまらなさそうな場所ばっかり選ぶからよ!」

いつもと同じパターン。結局は、全て彼女が決めてしまうのだ。
でも、それで良いんだと思う。
なぜなら僕には現実が無くて、彼女には空想が無いから。

行き先が決まったなら、こんな事を考えるべきじゃない。
二人で、旅行に持っていく、空想と現実の準備をしなくちゃ。

君は僕に現実を。僕は君に空想を。








二人揃ってこそ、空想と現実が混ざって、心地良いんだ。
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